2022.07.08
<体験型 食育> 〜ピーマン博士になっちゃおう!〜
こんにちは!
先日5月から育て始めたピーマンがたくさん収穫できたので、子どもたちが楽しく体験しながら学べる食育活動として調理師の先生と一緒にピーマンについて研究をしたのでその様子を記事にしたいとおもいます。
まずはピーマンを切る前に調理器具について子どもたちに紹介しました。
この四角い板、、みんなは何に使うものか解るかな?と質問してみると普段の遊びのなかでおままごとをしていたりご家庭でお母さんと一緒にお料理のお手伝いをしたりいることもありすぐに『まないた!』と答えることができたり、そのほかにも包丁やお皿など子どもたちはなんでも知っていてすごいなぁと思わず声が出るほどに感心しました♪
そしていよいよ、子どもたちが一生懸命育ててくれたピーマンがいったい何個収穫できたのかをみんなで数えてみました!
『いーち!にー!さーん!、、、、、、、じゅーよん!』
この日までになんと!
14個もピーマンを収穫することができました!
まさか1つの苗からここまでたくさんのピーマンができるとは思っていなかったのでとても驚きましたし、今もまだドンドンと新しい実ができてきているので、これからもまだ水やりや収穫ができるよ!と話すと子どもたちはとても嬉しそうでした!
中にはこんなに小さなピーマンも!
この小さなピーマンたちは収穫したのではなく風で飛ばされてポロッと落ちてしまったピーマンでしたが、子どもたちには大きいピーマンよりも小さなピーマンの方が『かわいい〜!』とのことで人気でした(^^)
さあ、それではお待ちかねのピーマンを切ってみることに!
まずは大きなピーマンを縦に切ってみることにしました!
ピーマンの中身はいったいどうなっているんだろう?!
ジーッと調理師の手元の包丁に目線を集中させて、
『さん!にー!いち!!』
パカーンっ!!!!
子どもたちは『わーっ!』と歓声をあげて驚いて、そしてとってもいい笑顔と反応を見せてくれました!(^ ^)子どもならではの反応がとても可愛いかったです♪
この後は輪切りに切ってみたり様々な形に切ってみました!
切ったピーマンをバットに広げて子どもたちに実際に手に取ってもらいました!
『どれにしようかな〜??』
『これにしよーーっと!』
そして手に持ったピーマンの切り立ての香りを嗅いでみることにしました!
どんな香りがするのかな?クンクン、、、
『ピーマンのにおいだっ!!!!』とこの表情(^○^)笑
保育者もどれどれ、、と切り立てのピーマンの匂いを改めて嗅いでみると、想像していたちょっと嫌な青くささはなく、『爽やかなにおい』?いや、『ちょっと甘いような、、?』と、なんの匂いかと聞かれるとなかなか難しい香りでした!
やはり子どもが教えてくれた感想の通りピーマンは『ピーマンのにおい!』が1番正解のような気がしました♪
それからピーマンの種を指でほじって出してみて、種には黒くなった部分や真っ白で綺麗な種まで色んな色があること、そして種はピーマンのヘタに近いところにたくさん集まってあること(これは真ん中から輪切りに切ったピーマンを見せた時にヘタの方にだけ種がある!と子ども自身で気が付いて発見してくれました!)、ピーマンの栄養は特に目に良いこと!など、観察からたくさんの気付きや発見をして子どもたちはピーマン博士になりました(^^)♪
観察し終わったピーマンたちは次の製作遊びの一部として絵の具を使ってスタンプしました!
切り分けたピーマンによって色んな形のスタンプの模様ができて子どもたちも夢中でスタンプしていました!
ナーサリールームCiaoではピーマンのほかにもいまオクラを育てていて、もうすぐ花がついて実がこれからできてくるんではないかなと成長を見守っているところです!
今後も、このような体験型の食育を通じて子どもたちに『食べ物を育てて収穫する喜び』や『食への興味』を楽しみながら一緒に学んでいけたらと思っています!(^^)